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並木道の隣で
建物は並木の背景として
影を受け止め、緑を引き立てる
そうすることでこの環境と一体となることはできないだろうか
Relax!
並木道から連想し
木の下で寛ぐ姿をイメージしました
一本の木が枝葉で地面を覆い
光との交差で影が生まれ
特有で穏やかな環境が形成されます
そこに様々な生き物が集うイメージです
建物の全体を大木に例え
その場所に根を張り、幹が伸び、枝を広げる姿を
垂直方向の変化に合わせて捉えられました
木の下で
KOKAGE
木影は計画当初から大切なモチーフでした
大通側の外壁に現れる並木の影を受け止めることから計画は始まりました
並木と太陽光が交わることで生まれる木影は
移ろいながら
触手を伸ばし隣り合うものを巻き込みながら
穏やかに環境を整えます
そうした木影が
建物に到達し開口部から流入するイメージを
シンボルとして捉えました